8月 2010

[Information]江戸財布


左:sanple 未使用の状態で5年程経年  右:2年程使用


タンニン鞣しについては散々お伝えして来てますが、鞣しには主にタンニン鞣しと

クローム鞣しの方法があります。

クローム鞣しとは合成材を用いた科学的な製法の鞣し方でタンニン鞣しに比べて

柔軟で保存性・耐熱性・発色性にまさります。

また革を機械で薄く均一に引き伸ばしていく為革の面積も広くなり、

シボ等も均一で傷も無く表面が綺麗です。

そしてそれを正方形にcutして使うため無駄が少なくコストパフォーマンスに長けています。

そのため最近の皮革製品はもっとも広く使われている製法です。

それに比べsaranamであえて使っているタンニン革はと言うと

加工の際も作業がし易いようにまず最初に背割で2つに半裁し鞣していき、

鞣すのにもとても時間を費やし、クローム鞣しに比べ取れる面積が少ないため

無駄も多いしコスト高な鞣し方法です。

革自体はクローム鞣しに比べると硬いし、重いし、水や汚れに弱く色落ちもするし、

色の変化もしていくし、革も伸びるし、表面はあからさまに自然の皮膚の状態を見せてしまいます。


では、長所は?というと・・

燃やせる!ということくらい。

「えっ!?」とお思いでしょうが、実は重要で、なんと言っても地球に優しい事です。

タンニン革は土に入れると自然と土に戻るくらい天然の革です。

色落ちするのも、変化していくのも革がまだ呼吸をしているからです。

動物が生きていたときの傷も、シミも自然な本革の証拠であり気にされる方もいますが

欧米では好んで傷跡の残っている革を求める人もいます。

saranamではこの傷や、革の端(耳)も無駄にならない様

革本来の表情としてデザインの一部に取り込んでいます。


写真はブランド立ち上げ当初より定番の江戸財布。

タンニン鞣しの山羊革を使用し、革の上に箔をのせ、さらに別の色の箔をのせています。

蓋の部分も耳です。なので1つ1つ風合が違います。

ずっと使用している財布の方が表面が明るく見えるのも使えば使う程下のGOLDが出てくるからです。



まぁ〜長い事この仕事に就いてますが

まだまだ知らない事も多いですね。

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[Information]クラッチBAG



ロウ引き加工の革使用 同革・同色 上:未使用  下:1年半程使用




左:1年半程使用  右:未使用



ロウ引き加工とはタンニン鞣しの革に染色後長時間掛けてロウを染み込ませた革。

加工をする事で革の表面や繊維を保護する事ができ

形崩れし難く使い込む程に表面のロウが落ち、

しっとりとつや感のある風合いになる。



通常はロウを落として出荷されるのですが

saranamでは使い込む中での変化をより楽しんで頂きたく

あえてロウを残したままで完成させています。

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[Information]カードケース プロ仕様

カードケース プロ仕様

収容力は抜群です。



写真 革:ハーネス 色:CHO 左:使用8ヶ月  右:未使用の状態


写真 左:未使用の状態  右:使用8ヶ月



ハーネスの革はワイルドな革だけに、他の定番の革とは違い

クタクタになり過ぎずワイルド感は残しつつ色が深くなっていく。

革それぞれでエイジングが違うので、アイテムで遊ぶのも良いけど

革の種類や色で遊ぶのも面白い。

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[New Collection]チェコムートンBAG

チェコのリネンとムートンを掛け合わせたBAG

リネンはテント生地にも使用されているためとても丈夫。

ムートンの部分は取り外しも可能。


↑ 洗いがかかっていない状態


↑ 洗いをかけた状態(製品は洗いがかかっています)



※8/12〜15までお盆休みとさせて頂きます。

お問い合せ等のお返事は16日となりますのでご了承下さい。

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[New Collection]”Cowhair”

“STANDARD”   “CLASSIC”   “ORTHODOX”

丸み、厚みに着目。素材のトライアルを提案。



“Cowhair”シリーズ

成牛の牛毛を使用。

定番の型もまた雰囲気が変わります。

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